【レトロPCメモ】Lego Racers レゴレーサー

気まぐれで配信しているレトロPCゲーム配信ですが、こちらのサイトで補足できればなぁ~と思っています。

概要

Lego Racers レゴレーサー

1999年8月に北米で発売されたレゴをテーマにしたレースゲームです。

今現在でもレゴを元にしたゲームは多数リリースされていますが、
本作は90年代~2000年代前半の初期のレゴのPCゲームの1つです。

レゴレーサはマリオカートライクなレゴのレースゲームを思っていただければと思います。
攻撃用、防御用、罠用、加速用のアイテム+強化アイテムで拾って、
レースを優位に立つ・・・考え方としてはホント、マリオカートですね。


ほかの特色というかメイン機能であるのは、
レゴを使って自由にマシンを創ることができます。
登場するブロックたちは発売当時でレゴで遊んできた世代にはドンピシャのレゴブロックが登場します。
実際に持っているレゴで同じマシンを創る・・・ということもできましたね。


プレイはしたことはないのですが、
レゴ 2K ドライブのご先祖様と思っても良いかもしれません。

ゲームモードとしては5つのモードがあります。

  • レゴブロックを使って自由なレース用のマシンを作成する「つくる」モード
  • 各グランプリに勝ち、マシン用のブロックを集めて最終ボスのロケットレーサーに挑戦する「サーキットレース」
  • 好きなコースを選びレースを行う「シングルレース」
  • 二人同時対戦用の「たいせん」
  • 設定されているタイムより早いタイムを目指す「タイムアタック」

「タイムアタック」は設定されているタイムがあり、それなりに慣れていないと上回ることができないので、クリア後のお楽しみ要素って感じですね。

製品基本情報

発売日(北米)1999年8月23日
発売日(日本)2000年10月27日
開発元High Voltage Software
販売元(北米)Lego Media
販売元(日本)アイドス・インタラクティブ
ホームページ
※リンク切れなのでInternet Archiveを利用すること
www.eidos.co.jp/title/Lego/Racer_Body2.htm

パッケージより

自分で創ったマシンでレゴ・ワールドを駆け抜けよう!-レゴ・レーサー キミのドライビングテクニック、マシン作りの技術が問われる初のレースゲームだよ。 オリジナルマシンを創ったら、レゴ・ワールドで伝説のレースチャンピオンに勝負を挑もう!

当時のニュースサイトなどの記事

ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/news/0010/26/eidos.html

ASCII
https://ascii.jp/elem/000/000/317/317898/

蛇足

コース数は12種類とそのミラーコースと最終コースの合計25コース。
ミラーコースは結構苦労した記憶があります・・・

この頃のレゴPCゲームは大きく分けるとパッケージ版と廉価版の2種類があり(※)
パッケージ版は化粧箱にカラーのマニュアル冊子が入っていますが、
廉価版はいわゆるDVDビデオやPS2のような縦長のケースにモノクロのマニュアルでコストカットが見られます。(ただしディスクの中にカラーマニュアルのPDFが格納されています)
またパッケージ版のみコピーガード(SafeDisc)が施されており、WindowsVista以降では動作不可の要因となっています。
更に廉価版はアイドス以外からもリリースされていた模様です。
※いずれもスラリンが勝手につけた名前です。

日本ではPCの版のみリリースでしたが(要出典)
海外ではNintendo64、プレイステーション、ゲームボーイカラーで販売されていたそうです。
逆に続編の「2」は日本ではプレイステーション2で発売されていました。

動画

「サーキットレース」モードを一通りプレイしてエンディングを出して、
「タイムアタック」モードで1レースだけ記録を更新している動画です。

ゲームのオープニング映像です。

体験版のオープニング映像。メーカーのロゴが微妙に違ったり、オープニング映像も違うものになっています。

Windows11(24H2)の動作状況

評価:難あり。古いPCで遊んだほうが良い

インストーラーは起動しない。
という情報があり有志の外部ツールにより回避することが可能みたいです。
https://github.com/le717/Racers-Alternate-Installer
ただし、スラリンの環境で試したところ、初回は互換性関連のエラーが発生しましたが、
その後はインストーラーが起動し、エラーなくインストールすることができました(※)
※DirectX関連はインストールを行いませんでした。

起動に関してですが、蛇足でも記載したとおりパッケージ版はコピーガード(SafeDisc)が搭載されているので、起動は不可です。
NOCDパッチも有志により公開されていますが、日本語版だと文字化けが発生します。
廉価版に関しては互換性モードをオンすることで起動は可能ですが、
スラリンの環境では本作のメイン機能である「つくる」モードが途中で強制終了してしまいました。
また、「サーキットレース」最初のグランプの優勝ムービーでも強制終了してしまい、
次に開放される次のグランプリに進めずに、ゲームの進行が途中で止まってしまいます。

環境によっては様々な不具合が発生するみたいで、各種対応が必要なのでそちらを行う必要があります。
詳しくは下記サイトが参考になるかと思います。
https://www.pcgamingwiki.com/wiki/Lego_Racers

海外版(北米版?)では動作しているので、日本語版固有の問題かもしれません。

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