Barracuda製品を構築する時の注意点

3ヶ月ぶりの備忘録は、ネットワーク・アプライアンスのBarracudaです。
バラクーダーと聞いて、未来少年コナンに出てきた戦艦のバラクーダー号を
思い出した方、握手しましょ(ry

さて、Barracudaとは米国 Barracuda Networks,Inc が開発をしている
ネットワーク・アプライアンスのシリーズ名です。

今回、構築したのは「barracuda spam & virus firewall」となりますが、
今回書くことは共通じゃないかなぁ…と思っています。

今回も躓いたところを備忘録として残しておきます。

さて、Barracudaはライセンス登録を行うことで、「エネルギー充填サービス」という
機能が利用できるようになります。
エネルギーと言うと省エネ機能か…と、十分思えるのですが、実際は
ファームウェアや定義ファイルの更新するのに必須となるものです。


バラクーダネットワークス製品はバラクーダエネルギー充填サービスによって最新のインターネット脅威を防止します。
バラクーダセントラルのチームは常にインターネットでネットワークセキュリティ脅威の新しい傾向を監視しており、
脅威を軽減する戦略を開発しています。

https://www.barracuda.com/support/updates?L=jp

さて、コレを登録してしまうと、環境によっては厄介なことが起きてしまいます。

それは…

インターネットに出れる環境がないと、管理画面にログインできなくなる。

ログイン画面まではできるのですが、その後に表示される管理画面…ステータスの画面に
移らないんですよね。

構築の際も、インターネットに接続できる環境が必須になるみたいです。

原因は恐らく、エネルギー充填サービスが影響していると思うんですよね。
インターネットに繋がった状態でログインを行い、そのタイミングで
インターネットから切り離すと、管理画面を弄ることはできたのですが、
ファームウェアの更新ページ、定義ファイルの更新ページだけが、表示されなくなります。

この現象を考えると、ログイン→管理画面へ推移する際に裏で
更新確認を行っていて、タイムアウトしちゃうじゃないかなぁ…という
見解を立てています。

さて、今回はもう一本です。

さて、この機械の設定画面を見ると、IPv6の設定画面がありません。なら、無効になっているんでしょうね。
有効にしたければ、エキスパート画面を出すことで設定が可能です。
※エキスパート画面は「高度な設定」の画面を開き、URLの最後に「&expert=1」を追記してアクセスすると表示されます。

しかし、IPを調査するとIPv6を所持していることがわかります。

サポートに聞いてみると「IPv6を無効にするのは機器の仕様上、不可能」とのことです。

よく覚えておきましょう。

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