procmailを使うときに注意すること

久しぶりの備忘録ですね。

Linuxでメールサーバーを構築するとき、
「特定のメールアドレスなどを受信したとき、特定の動きをさせたい。」
と、メールにフィルター掛けるときに「procmail」を使うことがあります。

書き方などは、調べれば幾らでも出てくるのですが、
業務でいじっている時に躓いたことがあったので、
記録を残しておきます。

「procmailrc」ファイルでレシピを作っていき、いざ動作テスト!
しかし、動かない…それはなぜか?

試しにsuコマンドから動作しないアカウントを操作しようとしたら
This account is currently not available.

このエラーが出たってことは、シェルが操作できないこと。
なるほど、レシピでシェル操作を行う部分があるので、だから動作しないのか。

セキュリティ上の観念で、メールアカウントでしか使わないユーザーアカウントは
ユーザーのシェルが「/sbin/nologin 」とかになっている場合が多いですよね。


# /etc/passwd | grep username
username:x:100:100::/home/username/:/nobin/nologin

このとおり「/nobin/nologin」になっていることが確認できました。

しかしセキュリティのことを考えて、この設定を変更するのは如何なものか?

どうすればいいのか。

Answer is Simple

レシピに参照(使いたい)するシェルを指定するだけで良い

SHELL=/bin/bash

これで、ユーザーのシェルの設定を変更することなく、
procmailを動作させることができます。

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