そろそろAWSとかクラウドを触ってみたいスラリンです。
VMware Remote Console (VMRC)って便利ですよね。
HostClientやvSphereClientに内蔵されているKVMは使いにくいのですが、
VMRCがあれば解像度もらくらく変更。動作も軽く感じます。
ISOファイルのマウントもデータストアに置いてなくても、
操作端末側に格納しているISOファイルをマウントすることができます。
ところがどっこい！
vCSA(vCenter Server Appliance)のパッチを適用する方法は色々あります。
vSphere Lifecycle Managerとかありますが、まぁ縁の無いものです。
MyVMwareからパッチ用のISOファイルをダウンロードしてきて、
それをvCSAの仮想マシンにマウントしてVAMIから適用する。
というのが、スラリンが出会えている適用方法なのです。
しかし、このISOファイル。
年々デカくなってきている。最新のパッチをみるとサイズが8～9GBくらいある。
そういう事もあって、データストアにアップロードするのは面倒だなぁ。
そうだ、VMRCからマウントさせよ。
問題なく認識したので、ウィザードを進める。
「バックアップ取ったよね！？」という警告を無視して実行。
・・・・・・・なんかエラーが出た。
“Invalid Type, expected String, instead got NoneType”
ググるとVMRC経由でマウントしていると、パッチ適用中に関連サービスが停止することが要因で、
パッチ適用失敗するぞ。という情報が。
https://kb.vmware.com/s/article/92040
なんと恐ろしい…えっと？復帰方法は？？？
・環境ですでにこの問題が発生している場合は、vCenter を以前のスナップショットの状態に戻します
・スナップショットが使用できない場合は、バックアップから vCenter サーバーを復元し、パッチ適用を続行します。(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ
スナップショット・・・？取ってないよ。というかバックアップとして使うなとか言ってなかったけ…
バックアップもないよ…？復元しかない？？？？
えっ、再構築・・・！？いやそれはそのぉ…
VAMIはアップデート中のエラーから変わらない
vSphereClientからはESXiホストに接続できない。的なメッセージが出る。
やっべぇ！壊れてしまった！！！
小規模なPJ内限定の検証環境とはいえ、今は結構使ってもらっている！
社内のチャットシステムから「なんか動かないですけど～～」という問い合わせがくる。
あ、なんか動きおかしいですねぇ～～～と濁しながら、なんかキャッシュが残っているだけかもしれない！
再起動だ！！！変わんねぇ！！！！じゃあ手動で削除でできるか！？
これとか参考になるのか！？
https://kb.vmware.com/s/article/86159
うん。VAMIの画面は復活したけど、パッチ適用開始のとこでコケる。
ここはポーカーフェイス。
「んーなんか様子おかしいので再構築しますねぇ～～」
というわけで急いで再構築。
正直、検証環境のvCSAは複数ESXiを簡単に管理できるために使ってるくらいなので、
再構築の時間もかからないですよね。
覚えたことは
・VMRCを使ってvSphere絡みの仮想アプライアンスのアップデートは行ってはいけない
・バックアップ大事（スナップショットでも可）
ですね。