WindowsServerのバックアップでコストのかからない方法として、
「WindowsServerバックアップ」を利用する方法があります。
やり方は各種公開されており、特にMicrosoftから公開されているブログが参考になるでしょう。
https://jpwinsup.github.io/blog/2022/05/09/Storage/Backup/Restore/
バックアップの保存先をネットワークストレージに格納しておいて、
WindowsインストールメディアからWindowsPE(RE?)を起動させて、
ネットワーク設定を行い、リストア作業を行う。という流れですね。
さて、ESXi環境でNICをVMXNET3を使っていると、
WindowsServer2022のインストールメディアを使っているとNICが認識しませんでした。
OSをインストールすれば(VMwareToolsをインストールしなくても)ドライバがインストールされるのに、
WindowsPEではドライバが最低限なのか認識しないみたいです。
結果的にリストアできない!という状況に陥ります。
なのでドライバを別途用意してインストールすればOKなのですが、
インストールメディアに組み込みたい。という備忘です。
必要なもの
・Windows Assessment and Deployment Kit(ADK)
→「Deployment Tools」のみでOK
・対象のWindows Server インストール メディア
・インストール済みのWindowsServer(≒作業PC)
やり方
(1) エクスプローラーを開き、インストールメディアをマウントしているドライブごと任意の場所にコピーします。
コピー後、フォルダ名を任意の名前に変更します。
※ここでは「C:\work」配下にコピーしてフォルダ名を「ISO」に変更します。
(2)以下フォルダを任意の場所にコピーします。
※ここでは、「C:\work」配下に「Drivers」というフォルダにコピーします。
C:\Windows\System32\DriverStore\FileRepository\vmxnet3.inf_****
※複数vmxnet3のフォルダがあれば全てコピーすること
(3) 任意のフォルダを作成します。
※ここでは、「C:\work」配下に「mount」というフォルダを作成します。
(4) コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。
dism /Mount-Wim /WimFile:C:\work\iso\sources\install.wim /Index:1 /MountDir:C:\work\mount
dism /Image:C:\work\mount /Add-Driver /Driver:C:\work\Drivers\VMXNET3.inf_******* /Recurse
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\work\mount /Commit
dism /Mount-Wim /WimFile:C:\work\iso\sources\install.wim /Index:2 /MountDir:C:\work\mount
dism /Image:C:\work\mount /Add-Driver /Driver:C:\work\Drivers\VMXNET3.inf_******* /Recurse
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\work\mount /Commit
(5)スタートメニューから「展開およびイメージング ツール環境」を実行して、以下のコマンドを実行します。
oscdimg -m -o -u2 -udfver102 -bootdata:2#p0,e,b"C:\work\iso\boot\etfsboot.com"#pEF,e,b"C:\work\iso\efi\microsoft\boot\efisys.bin" "C:\work\iso" "C:\work\WindowsServer2022.iso"
ISOファイルが出来上がるので、こちらのISOファイルで仮想マシンを起動させると、
VMXNET3のドライバが読み込まれた状態でWindowsPEが起動します。